別のモニターを設置するスペースがありませんか? 代わりにデスクトップのサイドパネルを使用してください

シャロン・ハーディング - 2022年11月2日午後5時06分（協定世界時）

セットアップにセカンダリ モニターを追加することは、生産性を向上させるための簡単なオフィス ハックです。 しかし、すべてのデスクやオフィスに、たとえ小型のポータブル モニターであっても、別のディスプレイを設置するスペースがあるわけではありません。 だからこそ、たとえニッチなものであっても、私たちが新しい ASRock キットに興味をそそられているのです。

Tom's Hardware が火曜日に発見した ASRock の 13.3 インチ サイド パネル キットには、デスクトップ PC のサイド パネルの内側に取​​り付けるための 13.3 インチ IPS ディスプレイが含まれています。 これは、スペースが限られているものの、タワーを机の上に置きたい人にとって便利なデザインです。 このキットは、60 Hz のリフレッシュ レート、300 nit の輝度、800:1 のコントラスト比を備えた 1920 × 1080 ディスプレイを提供し、そのスペックは Lenovo の ThinkVision M14 などの 200 ドル台の専用ポータブル モニターと同等になります (ただし、 M14 をテストしたところ、ASRock のパネルの主張よりも著しく高いコントラスト比 1,064:1 を記録しました)。

ただし、いくつかの大きな注意点があります。

まず、ASRock の製品ページには、スクリーンを透明なガラスのサイドパネルに取り付ける必要があると記載されています。

DIY PC パーツの販売で知られる台湾に本拠を置く同社は、13.3 インチ サイド パネル キットが「ほとんどの」ATX、Mini-ITX、および Micro-ATX PC ケースで動作するとも述べています。 PC メーカーが保証するように、「ほとんどの」PC ケースとの互換性は、すべての PC ケースとの互換性を意味するわけではありません。

さらに、ASRock のディスプレイは、電力とデータを確保するために、Embedded DisplayPort (eDP) 経由でマザーボードに接続する必要があります。これは、ラップトップなどの組み込みディスプレイ用に作られたことを考えると、デスクトップでは珍しいことです。 Tom's Hardware によると、これにより、ASRock マザーボードを使用している人に表示が制限され、eDP を搭載した ASRock マザーボードは 10 個未満になります。 また、コネクタには電源も含まれているため、すぐに入手できるアダプタもありません。

これらは、この製品がほとんどのユーザーにとって実用的ではないものにするのに十分な警告ですが、それでも素晴らしいアイデアです。 このキットは追加のスペースを必要とせずにセカンダリ モニターを提供し、作業中に Slack チャットなどを表示したり、ビデオをストリーミングしたりするのに便利な場所を提供します。 ASRock は製品ページで、このディスプレイをゲーマー向けのビデオガイドやストリーミングの視聴に使用できると述べています。

このキットは柔軟性も提供します。 理論的には、すべてに互換性があると仮定すれば、複数のモニターで使用できます。 これは、側面に 19 インチ、1280x1024 の透明 LCD ディスプレイを備えた iBuyPower の Snowblind S PC ケースとは異なります。 ただし、透明パネルは画質が最も優れているわけではないようで、PC コンポーネントを展示する目的もあり、ディスプレイ上の画像を目立たせるために白または銀色が推奨されています。

現在、デスクトップのサイドパネル モニターの選択肢は限られており、入手可能な製品には多くの注意事項があります。 ASRock の 13.3 インチ パネル キットは、ほとんどの用途には適していません。 しかし、企業が狭い空間により多くのピクセルをもたらす創造的な方法を模索しているのを見るのは素晴らしいことだ。

ラップトップユーザーにはすでにより多くの選択肢があります。 NexPadを例に考えてみましょう。 10月に発表されたこれは12インチのIPSディスプレイで、ラップトップのディスプレイの上に置いて垂直方向の画面スペースを広くすることを目的としている。 ASRock のキットは NexPad ほど単純ではありませんが、おそらくデスクトップ ユーザーにとってより汎用性の高いソリューションへの道を開くのに役立つでしょう。

入手可能性と価格については ASRock に連絡しました。